ゴミ屋敷の片付けを頼む時の留意点!守秘義務を遵守する業者へ

ゴミ屋敷の片付け

長年にわたって掃除をしなかった住宅や住人の逝去に伴って生じたゴミ屋敷の片付けに困った経験がある人もいるのではないでしょうか。このような際には、多くの人が不用品回収業者に依頼するのが一般的。気をつけておきたいのは、依頼する業者がしっかりと法令遵守で片付けやクリーニングなどをしてくれるかどうかという点です。

ホームページやチラシなどには、「法令遵守」や「守秘義務」などを大々的にアピールしながらも、実際には国や自治体が決めたルールを無視して利益最優先に走る悪質な不用品回収業者は少なくありません。実際に、信用して依頼した結果、思わぬ形で被害を被るケースが続出しています。

守秘義務をきちんと守るような優良な業者かどうかを見分けるためには価格のみに注目するのではなく、過去の実績や評判、利用者から寄せられる口コミなどもチェックしましょう。不用品回収業者にとっては、ゴミ屋敷から出たさまざまなゴミをいかにして安く処分できるかが重要で、可能な限り、分別することなく処分や廃棄したいと考えるところです。
しかし、国や自治体が定めるガイドラインなどに沿った場合、処分や廃棄をするためにかかる費用が生じることが多くあります。本来なら、利用者に負担を求めてでも支払うべき費用負担を回避することで儲けを確保するという方法です。

守秘義務を遵守する業者

守秘義務がしっかりしている業者は、見積りの段階から利用者に対する説明を入念に行います。そのため、作業前の打ち合わせやカウンセリングが長くなることも珍しくありません。ゴミ屋敷の住人の預貯金の額や資産はもとより、罹患している病気などのセンシティブなことに至るまで守秘義務を徹底することが不用品回収業者に求められます。

「周囲に気付かれないように、ゴミ屋敷を片付けたい」
などの要望が寄せられることもありますが、その際にも可能な限り意向に沿うようにします。

もちろん、周辺に住む人への配慮を怠ることなく行うことも忘れません。